白い紙のよろい_第11話

広報読んでると、松山市に消防隊の特殊班が出来たそうです。

表立っては、コンビナートや化学工場などの防災専門のチームらしいのですが・・
(↑ それ最近出来たものじゃないよ。)

伊方原発の爆発事故対策とは何処にも記載されていないようでしたけど、どうやって予算確保したのでしょう。?



思いだされますが、FUKUSHOMAの消火・冷却にあたった彼らは今も健康維持されているのでしょうか～。心配ありますよね。

海外紙面では、勇士と讃えている記事も少なくありませんが、現実、作業員は全員退却する予定だった場所に消火・冷却に向かった分けですから、とても人間技とは思えてません。

ビデオ見せられたけど、　原発事故を沈静化へ向かわせているとは思えない現状もあった。後の責任問題を避ける為に、汚えらいさん方の体裁整えとして、現場に向かわされているように映ってました。


あの爆発現状から、作業班は緊急非難を求めていたようですが、彼らが最も最初に非難していたら、放射線による直接的な人的被害はどれくらいに及んでいたのでしょう。

１ヶ月以内に１００人単位規模でしょうか。１年から２０年を超える間には、300km圏を超える範囲にまで二次的三次的に多くの健康障害を生み出している可能性もありますよね。

それが、菅前総理の行動が非難されつつも、それ以上は問題とされていない理由のひとつのように思います。



・・しかし、そうさせてる方にしても、どこかで、他人事って割り切ってないと無理な事ですよね。　

現代版の神風に相違ありません。



一方、電力会社側と枝野氏や細野氏はどうなんでしょうか。

国民に無断で勝手に１兆円近く無担保無保証貸し付けして、国は増税案を推し進めているし、電力会社はカネが足りないから、もう１兆円かしてくれって打診しているようですし、原発さえ動かしてくれれば、黒字展開させるって今だに言ってるらしいから、呆れてものも言えなくなる。・・国有化って電力会社の保護目的なのでしょうか～。

↑ これって、ドラマとかで、ダダこねてる富裕層のクソガキ状態ですよね～。


自発的には自己責任は負わないって方針にも変わりはないらしいですし、彼らは何ものにも束縛されない完全なる自由人ですよ。

利権に狂うと人はそこまで意固地になれるのでしょうか。

東電は、これから運営改革を行う方針らしいです。この不景気に、値上げ打ち出しているから、戦争ですね～。



それから駿河原発は凄いですよ。

何十年も以前から分かっていたことですが、複数の大きな断層の真上に建設されていますから、爆発事故起こすのを待っているようなものですね。

専門家からによるチームが、今、原発運行に関し安全かどうかを検証しているらしいから、また脅かされますね～。


房総半島ありますから、東京のがぜんぜん安全ですし、移動させれば良いんですよ。

もめてる場合じゃない。あまり時間なさそうですから、急ぐ必要がある。

やはり事故や隠蔽責任の追及しなきゃなりませんし、廃炉燃料を短時間内に出来るだけ被害が出ない方法で永久冷却する技術が求められてます。

地球規模で、予想を超えるような激甚災害は刻々と近づいてるみたいですよ。


勘違いしているようですから、言いますけど。

建物の耐震性は、水平方向のゆれに対するもので、ちゃんと想定範囲がありますから、決して絶対的なものではありません。

伊方なんて２倍～３倍の耐震性を確保しているから問題ないって発言繰り返してますが、運行側が利権目的があるので、問題視していないだけです。

耐震設計の目的は、「救援や復興状況を想定し、激甚災害時に、人的被害を拡大させない」です。

災害時、オーバーワークでは救援活動も難航が予測されますし、原発事故は倫理的にも人的に解決できるものではないように考えてます。

建物も大きな地殻変動には耐えれないでしょうし、コンクリートの壁や床は爆発やメルトダウンの熱に耐えられないようですし、カプセル事態が何時間も続く揺れや傾きにどれくらい耐えられるかなどの実験に基づく検証は行われていないようですよね。

原子炉の場合は、爆発事故は、設備破壊によっても安易に起こりうるものなのに、その設備に関しても、実験に元づく検証は行われていないようですし・・


いかなる事故時にも、放射線を一切外部に漏らさないという能力さえ、リスクと比べるとかなり低い、有限となります。


至りましては、「稼動或いは冷温停止している原発の確実的な安全性は確保されてない」となります。そのまま運行を続けるということは、今回と同様に事故時には、責任を果たさない可能性が高いということになります。

逃げ毒ですね～。



廃棄燃料の処理問題さえ満足の得られる現状はありませんから、解決できてないのと同然なのに、彼らの自己満足的に「安全」という事に決められています。　

それほど危険で、無責任な安全は、口にしない、言わない方が普通の良識人ですよね。


この爆発事故で、改められないのならば、政治家も、電力グループも、労働者を犠牲に、利権目的だけで動いているただの愚か者の集団となりますょ。

すべては国民負担で解決を求める、補償も責任能力も備えない方、かなり先行きの見通しの悪い方たちって、位置付けでみるしかなくなる。


増税すれば、赤字国債の発行額が更に増でしょうし、原発によるエネルギー政策を今後も続ければ、更なる負債と温暖化が、人だけではありません、全生物の営みを苦しめる事になると推測できていますよ。

根本的に取り組み方や考え方が間違っているんです。将来展望が甘過ぎてる。




PS :
２７日は、２６回目のチェルノブイリ慰霊祭が催されていたようです。　爆発後、コンクリートで固められ廃炉になった原発は、更なる分厚いシェルターで囲われる作業が続けられているようでした。強度は現地の自然の中で１００年耐久らしい。

福島の原発は、廃炉ではなく、廃止という事に決まったらしい。

またその周辺は、除洗しか対策もない様子なのですが、時間的にも予算的にも限界は近く、永久的に隔離され放置される地域もほぼ確定しているということでしたが・・。

それらの判断がつくまでには、爆発後１年かかっています。計画性の無さが伺えてる。