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電流が流れ過ぎる件 [♪うぴ演奏会]

何個か壊しているので、過去ログ呼んでいる人は知っていると思いますけど、エフェクターやMTRが不調に陥ったり、電源が入らなくなったりする原因について、ここ数年、ずっと考えてました。

1つは、中マイナス9v という同じ電圧( ← 音響機材はこの規格が最近の主流です。)、同じプラグのACアダプターが殆どな為、機材が増え過ぎたりすると、たまに間違えて使かたっりする事があるというような事、後、注意しているのは、2~3Aくらいの大容量電源から分配して使ったりする事があったりと、まぁ、そんな事がトラブルの原因かなぁと思っているのですが・・

しかし電気的には・・
電圧が同じ機器の場合には、いろいろとある負荷側の要求電力に関わらず、接続機材の使用電流分だけを供給するのが普通です。

※ LEDで例えると、0.5wでも、1wでも、3wでも、Vf が3.5v付近のものならば、仮に5Aの容量の電源を取り付けたとしても、ショートでもしていない限りは、規格以上の電流が流れることは、まずないはずで。

なのに、なぜか、音響機材が故障するのかという疑問です。

ACアダプター側の制限で、電流を抑制しているだけだとすると、本体自体は、その使用状況によっては、規定電流以上の要求をすることもあるのだと・・

例えば、300mAの機材でも、電流さえあれば、倍以上の電流を時々流している瞬間もあると考えれば、それはそれで合点もあるのかなぁと思えてまして~、300mAしか流れないという設定の作りだと、電源も本体も、経年劣化や老朽化は予定より結構早いのではないかと思いつきまして・・。

家電でも、普通に使っていても、賞味期限が出来上がるわけ。

で、ずいぶん前の事ですが、ACアダプターの電圧を1個ずつ調べてたら、12Vになったり、9Vに戻ったりして、不安定なものが、何個かあった (爆;)。

交流のものは、供給時にドロップするので、その分は高い電圧がきているのが普通でしたけど、デジタル時代の直流のACアダプターは、安定化電源とかトランジスター制御とかされてるので、使用中も一定(9V)の電圧を示していることが普通なんですよね~。

それは、500mA必要な機材で、300mA出力のACアダプターを使うような使い方をしていたからではないかと、いう人もいらっしゃいましたけど、・・要するには、偶発的な事であれ、自発的なことであれ、過負荷で使用したためにACアダプターに機能障害をきたし、それが原因で、安定した電圧を供給できなくなったというこ事に落ち着きまして~


ここ何年かはそういうトラブルも少なくなってはいるものの、ACアダプターの先っぽに、過電流対策BOXを取り付けて、まぁ、中身は定格の大きな抵抗だけなのですけど、そういうのがないと、いつ壊れるのかといつもビクビクしていないといけなくなる分けで・・


もう1年半ですが、以前作った「禁断の毒クラゲ」 は、今も時々重宝してくれてますけど、いまのところ故障する機器もなく使えてる様子です。 

これは起動する下限値ギリギリに電流を抑制できるので、例えACアダプターが故障しても、ミニ電圧計1個付けとけば、急なトラブルは回避できます。まぁ、あくまで定格内のでの使用の事で、トランジスターが壊れていない前提ではあるのですけどね。


禁断の毒クラゲ3号 ほぼ完成
ttp://petamun.blog.so-net.ne.jp/2015-10-10

トラ1 @ 音響用ディストリービュ
ttp://petamun.blog.so-net.ne.jp/2015-08-28


でも、まだ大事な機材には使えてません。
素人の思いつき自作だし、コンデンサーも搭載してないし、電流値が微妙な機材には適していないと思われるから(汗;)。 トランジスタによる電流制御に関して検索してたら、「エミッタフォロワでやると良いよ」 なんて情報もあるにはありましたけどね~。

オシロ・・とかがあると、検討も付け易いのだろうけど、・・もっか足踏み中でした。
以上
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