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ココヤシの実と縄文丸 [諸島の謎々]

ちょっと思い出してますが、子供の頃は、お隣地区の海岸で、ココヤシの実が漂着しているのを時々見ることがありまして・・

清掃船の影響だと思うけど、最近は、漂流物も以前よりはかなり少なくて、ココヤシの実なんて、30数年以上は見てないけど~

ココヤシは、そうやって分布域を広げる植物だということで、調べてみると、ポリネシアや熱帯アジアが原産とあった。現在では、熱帯全域(回帰線帯のエリア)での分布が確認されている様子もある。

何処から流れて来たかに関しては、中予、瀬戸内海にもっとも近い分布を調べてみると、東南アジアになるけど、大人の頭より大きな感じだったの覚えてまして、北へ移動するほど実も小さくなるらしいから、ニュージーランドあたりの可能性も十分にありえるね。

後は海流、環流ですけど

忽那諸島の縄文丸1号.JPG
この島でも丸太の縄文丸(文化センター展示品)が発見されてるけど、近海の環流と分流が分かれば、縄文船の伝播ルートの模索にも繋がってくるかもしれないね。

尤も縄文丸自体は、どう見ても海岸漁用なので、せめてダウ船くらいの、風に乗れるタイプのものでないと、長距離移動は難しい~。

そもそも伝播したとしても、島から島へと時を経て広がったもので、人を乗せた状態で、単独長距離旅行は到底無理ですから、それでも遠方のものが発見されたとすれば、それは遭難で船だけが流れ着いたと考えるべきなのだと思うけど・・
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