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冷却(海)水系統の点検 1 [Enjoy・Eco・Life]

ttp://petamun.blog.so-net.ne.jp/2017-03-02-1
先月のインペラの点検から約一ヶ月・・

インペラのすぐ下にある冷却海水が溜まる所が塩田固着していたのは、前回の通りで、ホビールーターでガリガリ削って何とかなってたのですが、その後、インペラ下のプレートも完全固着状態で外れなくて、かなり苦労してまして・・


冷却系の塩固着.JPG
クレスパーをガスケット境界の周囲からまんべんなく叩き込んでやっと外れてくれた。 ここは最初の塩田よりひどい状態で驚かされました。 金属の一部みたいに完全固体化しているので未だ実態形状がつかめないままです。写真は、かなり削った後ですけど、奥が深くて、とうとうビットの先が、とどかなくなり、給水口がまだ見つけられていない状態で、一時中断です。 

・・かな~り最悪です(笑;)

ギアオイル.JPG
なので、ドライブシャフトを引き抜くために、まずOILと書いてあるボルトを緩めてギアオイルを抜き取りました。データーによると100ccほど。 塩が混入して、完全変色していて透明度0、変な臭いもしてます。

こうなると、エンジンの中の冷却系も気になるので・・、サーモスタットという小さな部品を先ず外してみる事に・・

サーモスタットのカバー.JPG
これは、冷却水管の弁になります。温度によって、開通~閉鎖を調整している部品。YPVS のようにコンピューター制御されている訳ではなくて、単に40~50℃前後でON/OFFするだけのものだと思う。

サーモスタット.JPG
80℃くらいのポットのお湯に浸けてみたけど、変化無し。 1500時間くらいでしょうかね。? 開いたまま死んでるわ(笑;)。 これも結構お高い部品のひとつ。


4/3日ps :
直径1.5cm弱の穴のある土台になる木材を用意し、ふた部を穴に突っ込み、稼動部を中に浮かせた状態で、反対側をプラづちで軽く叩いてやると、半分くらい閉じてくれました。 その後、ブラシアップの上、パーツクリーナーやらなんやらで、長年の付着物を落としてやってると、お湯の中でゆっくりと動くようになった。 手間掛ければ、もう少し使えそうっす(*^_^*)ね~!!


以上
ここまでの経過では、全般的に塩腐食と塩固着がひどく、メンテ時には、インペラ、オイルシールやOリング、ガスケット、サーモスタットなどの消耗品は、全て交換って考えていて間違いはないみたいですね~。

1ヶ月掛かって、やっと正確な見積もりが見えつつあるのですが・・
人件費は含まず、メンテ時の交換パーツとオイルやグリースなんかの費用だけでも、送料込みで2万円超えそうです。 1ヶ所で買わないと、大変なんですけど、あちこち探してみたけど、良いところないみたいで、前途多難です。

5~6回も修理したら新品小型船外機が1つ増えるわ~\(爆;)/。
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